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うらわのまち☆ニュース

「かしまゆチャリティコンサート」 7/11(土)開催

ソプラノ歌手・福島聡子(ふくしまさとこ)さん

フェイスマスクをしての歌唱

 

「かしまゆコンサート」とは

 

「かしまゆコンサート」は、地元に住むソプラノ歌手・福島聡子さんが「鹿島湯」を初めて訪れた際、その天井の高さや室内の音の響きの良さに惚れて「ここで歌を歌いたい!」と、その場で鹿島湯三代目・坂下三浩さんに直談判。坂下さんの即決で開催が決まり2018年に第1回目のコンサートが催された地元密着型の音楽イベント。

 

その後も、地元に住む方を中心に噂を聞いた多くの音楽愛好家、銭湯愛好家の方などの間に口コミで評判がひろまり、これまでに13回の開催が実現している。(第13回の様子はこちら)

今回の「チャリティコンサート」は、13.5回目という位置づけ。

 

 

かしまゆチャリティコンサート

 

 

7月11日(土)、さいたま市南区の銭湯「鹿島湯」で「かしまゆコンサート」初の「チャリティコンサート」が開催された。

チャリティのため、入場料の代わりに募金を募り、集ったお金は新型コロナウィルスの影響で来客数の減っている「鹿島湯」へ全額寄付された。6万7千円の募金が集まったという。

 

観客は、マスク着用必須、観客席もソーシャルディスタンスをとるためにひとつずつ席をあけての着席。

通常時と比べると半数ほどの20名ほどで開催され、歌手・福島さんもフェイスシールド着用での歌唱となったが、外出自粛などで家から出ること自体減っている現状のなかでの音楽イベントということもあり、来場者の楽しそうな表情が印象に残るイベントだった。

 

 

演奏曲

 

「島唄(THE BOOM)」「真夏の果実(サザンオールスターズ)」「別れ歌(中島みゆき)」「Daydream Believer(The Monkees)」など、夏を意識した「鎮魂曲」や、「ちょっと夢の中にいるような白昼夢のような選曲をした」(福島さん)という。伴奏無しで全15曲をソロで絶唱。

曲の合間合間に鈴を“チリンチリン”と鳴らしながら「地蔵和讃」を歌う福島さん

場内も神妙かつ荘厳な雰囲気に

高い天井の「鹿島湯」更衣室を即興の音楽会場として、伸び伸びと歌う福島さん。

ソーシャルディスタンスをとる関係上普段の40名ほどの来場者数に対し、今回は20名ほどの観客数であった。

 

 

鹿島湯三代目・坂下三浩さんインタビュー

 

ーー 今回、福島さんの発案でチャリティコンサート開催されたと伺いましたが?

 

そうです。本当にありがたいですね。

例年だと、G.W.なんかは子連れのお客様でにぎわうんだけど、今年は(子連れのお客様は)ゼロ。

初めてですよ。

菖蒲湯なんかも用意していたんですけど、それを発信できなかったから。

 

普段のお客さんの数も、例年の半分くらいまで減っています。

 

そうした話を福島さんとしていたら、彼女が「じゃあ、チャリティやりましょう!」って手を挙げてくれて。

 

 

ーー 実際には、ウィルス対策などもされていらっしゃるんですよね?

 

ええ。

まずは「3つの約束」ということで、

・飲食の禁止(しても良いけど、長くはいちゃだめ)

・会話はできるだけしない

・滞在時間は短く

 

というのをお願いしていますし、殺菌消毒の徹底もしています。

更衣室の椅子の配置なんかも変更して、距離をとれるようにしていますし。

 

全国の銭湯でも、コロナが感染したという報告はないんですよ。

ただ、そうだとしても「うちは絶対に大丈夫ですよ!」とはどうしても言えないですからね。

 

そういう意味でも、こういうコンサートを開催してくれて、来てくれた方に僕から直接メッセージを伝えることができる場があるというのはありがたいことです。

 

実際に、銭湯常連のお客さんでも「最近お風呂には来てないけど、コンサートだから来てみたよ」っていう方もいらっしゃいますしね。

 

できる限りの対策はしていますので、是非また「鹿島湯」に来てください。

 

 

ーー 坂下さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

「鹿島湯」情報

前列(左)先代の二代目鹿島湯・坂下三夫さん、(右)福島聡子さん、

後列 当代の三代目鹿島湯・坂下三浩さん

昭和31年12月創業。今年で創業64年目。

先日、二代目・坂下三夫さんの引退式が行われ、現在の当主は三代目の坂下三浩(みつひろ)氏。

Jリーグに絡んだ自虐コピー、「ホームなのにアウェイ」、「名前のせいで経営難」、「肩身は狭いですが、湯船は広いです」などがTV、全国紙などのマスコミやSNS等で話題となりファンが急増。

イベント会場や撮影場としての貸し出しなども行っている。

壁の「富士山」は女性銭湯絵師「田中みずき」さんが描いたもの。

 

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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