浦和の公園情報
~文化都市・浦和を代表するアートパーク~

JR北浦和駅、改札を出て西口の階段を降りると、大きな森のような、緑の空間が目線の先に現れる。「こんな駅から近い所に……」と思いつつも歩くこと3分、「北浦和公園」の入り口に着く。
北浦和公園は、元々旧埼玉大学の跡地に開設された公園で、広さは3.5ha。隣接する浦和北公園と合わせるとさらに広く、駅から大きな森のように見えたのもうなずける。

JR北浦和駅西口からの眺め。奥に見える緑の森が北浦和公園だ

埼玉大学の跡地に作られたこの公園は敷地も広く、近隣の人々のオアシスとなっている

入り口の表札にも歴史を感じる

入り口付近にある公園の案内板

入り口すぐの場所にあるブロンズ像《ゆあみ(大)No.7》エミリオ・グレコ
この公園の最大の特徴は、文化の都市・浦和を象徴するような、施設や展示物の数々。園内には黒川紀章氏設計による埼玉県立近代美術館(MOMAS)があり、モネやシャガールなど海外の巨匠はもちろん日本の現代作家まで、幅広く優れた美術作品を展示している。現在は「MOMASコレクション(収蔵品展)」を開催中だ。

北浦和公園を代表する施設がこの埼玉県立近代美術館

美術館の設計はあの黒川紀章氏

現在はMOMASコレクション(収蔵品展)を開催中
また、公園中央にある音楽噴水も見どころの一つで、定刻になると大小、形もさまざまな噴出口から音楽に合わせて噴水が始まる。
この日は子供たちが楽しむ様子が見られた。近くには遊歩道に沿ってベンチもあるので、これからの季節、秋風に当たりながら音楽と噴水ショーを楽しむのも一興だ。
公園の広報の方の話によれば、園内の樹々が色づき、とても美しいとのことだ。

音楽に合わせて大小様々な噴水から踊るように水しぶきが噴出される

音楽噴水の中にあるサックスの形をした巨大なオブジェ《風の中で》西野康造

当写真撮影時点は夕刻だったこともあってとても幻想的だった

噴水ショーのタイムスケジュール。流れるのは主にクラッシック(写真:埼玉県立近代美術館)
さらに、噴水広場の奥には「彫刻広場」と題された空間があり、「天空へのメッセージ」(湯村光)や「子午線-1993」(サトル・タカダ)など、ややシュールな彫刻が緑の芝生の中に点在しており、見るものの五感を刺激してくれる。

公園の最奥部にある彫刻広場。緑の中に彫刻作品が点在する独特の空間

《天空へのメッセージ》湯村光

《子午線-1993》サトル・タカダ

説明を読むとより想像がひろがる
公園散策に疲れたら、近代美術館内にあるレストラン「ペペロネ」で本格的なイタリア料理を堪能することもでき、とにかくいろいろな楽しみ方ができる。
近代美術館内にあるレストラン『ペペロネ』
本格イタリア料理やケーキなどが楽しめる
最後に、北浦和公園の魅力をひと言で表現するなら「緑と芸術の融合」だろうか。本来区別するものではないかもしれないが、ケヤキやクスノキなどの樹木に癒されながら、点在するアートに右脳を刺激される。
そんなひと時を楽しむことができる、ちょっと珍しい公園が北浦和公園である。

奥側の入り口から見た北浦和公園

当記事を書いた記者
山野涼河
普段はアウトドア系の雑誌作りで全国を飛び回っているライター&カメラマン。還暦を前に、幼少期から約50年に渡って在住しているさいたま市の魅力を伝えたいと本サイトの記者となる。地元ならではの視点で名所、名店を紹介していきますので、よろしくお願いします。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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桜区/公園
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