タイ人の好きな数字

サワッディーピーマイカ！

あけましておめでとうございます！2565年！！

・・・え？

2565年て何かって？

仏暦です。

仏教国のタイでは、西暦ではなく仏暦のほうが一般的なのです。

はい！それではここで、西暦を仏暦にする覚えやすい計算の仕方をお教えしましょう！

西暦に、「こよみ（543）」を足す！！

これで仏暦になります！

タイの暦豆知識でしたー♪

というわけで、今回は数字のお話です。

皆様はどんな数字が好きですか？

日本ではラッキーセブンと言われる「7」と、末広がりの「8」が良い数字とされ好まれることが多いかと思います・

それでは、タイではどんな数字が好まれるかというと、なんと、日本では「苦」を連想させる「9」が良い数字とされています。

理由は、「9」のタイ語の読み方「カーオ」が、「歩む（＝進歩）を表す「カーオ」という言葉と発音が同じだからなのです。

また、タイ国民に最も愛された前国王プミポン国王が第9世であったことからも、ますます「9」がタイ国民に好まれるようになったとも言われています。

そんなタイの人たち、何かをするときにこの縁起が良いとされる「9」はもちろんのこと、占いや見た夢、その他さまざまなげん担ぎを総動員して割り出したラッキーナンバーをもとに

物事を行います。

例えば宝くじを買うとき。

縁起が良いとされる「9」が入っている宝くじは好まれます。

それ以外にも、わたくしが聞いたところでは…

「知っている人が死んだ夢を見たときは、夢で死んだその人の年齢が入っている宝くじを買う」

「陣痛が来た妊婦が病院に向かう途中で出産してしまったタクシーのナンバーで宝くじを買う」

などです。

他にも友人の結婚式の開始時間が11:09ということもありました。

なぜ9分！？と驚くと、

友人は事も無げに、

「だって９は縁起が良い数字でしょ？11は二人のラッキーナンバーよ。」

とのこと。

お祝い事が始まる時間をこうして決めることもタイでは驚くことではないのです。

とにかく縁起が良い数字にはとことんこだわるのがタイ人。

さて、あなたも今年は、自分だけのラッキーナンバーを決めてちょっとした選択に生かしてみるというのはいかがでしょう？

お正月でちょっと増えた体重なんて言うのも、案外ラッキーナンバーかも！？笑笑。

さて、今回ご紹介するタイ料理は…

タイ北部の地方料理のピリ辛トマトディップ「ナンプリックオン」です。

タイ北部では野菜の付け合わせと共に食べるとってもヘルシーなお料理です。

が、このピリ辛、炊きたての白いご飯にも合うんです！

…という悪魔のささやきも小さい声で（笑）しておきますね。

レシピ　～ピリ辛トマトディップ・ナンプリックオーン～

●材料（4人分）

作り方

１）ペーストの材料をすり鉢で、或いはフードプロセッサーでペースト状にする。

２）フライパンに適量のサラダ油を入れてペーストを焦がさないよう弱火で炒める。

３）ペーストから香りが立ち上ってきたら、ひき肉を入れて中火にし、さらに炒める。

４）ひき肉によく火が通ったら、鶏がらスープを入れ、次にナンプリックパオ、砂糖を入れよく混ぜ合わせる。

５）最後にミニトマト、スライスした玉ねぎ、小ネギを入れてひと煮立ちさせたら完成！！

パクチーの葉があればトッピングして、人参、大根、キュウリなどで野菜スティックを作り、ディップをつけて召し上がってください♪

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筆者紹介

父親の遺した言葉を実現すべく、2013年10月に、タイ人料理人の夫と共に北浦和にタイ料理店「ウアムファン」を開業。
前職日本語教師。

ちょっぴりお酒好き♪

Instagramで、タイ料理の紹介&ちょこっと趣味の飲み歩き記録を展開中。

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